甲状腺全摘手術を受けて一年経過・・・今でも不便に感じること

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私は2018年5月11日に、甲状腺乳頭がんによる甲状腺全摘手術を受けました。
今日は2019年5月10日なので、甲状腺全摘手術を受けて一年が経過しようとしています。

手術を受けて良かったと思うことは沢山ありますが、手術を受けて一年が経過しても尚不便に感じることが多くあります。

これから甲状腺全摘手術を受ける人が、この記事で参考になることがあれば嬉しいです♪

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

服薬が毎朝、一生続く

甲状腺は生きていくうえで必要なホルモンが作られています。
そのため、全摘出してしまうと当然ホルモンが作られなくなってしまいます。

ホルモンを補うために、毎朝決まった量の薬を飲む必要があります。
この薬はチラーヂンというお薬で、飲み忘れがないようにしっかり管理をする必要があります。
2、3日は飲み忘れても影響はないと言われていますが、ホルモンの数値を安定させるためにも、忘れずに飲む必要があります。

医師の話によると、決まった時間に飲んだ方がいいとのことなので、毎日決まった時間に服薬をしています。

これがすっごく面倒臭いんですw

でも、命に係わるお薬だから、毎日飲まなきゃね♪

ちなみにチラージンは元々人間に備わっているホルモンを補充するお薬なので、副作用はありませんし生活が制限されることはありません。

ホルモンの数値が安定するまでは、体が優れないことがあるかもしれません。

数値さえ安定すれば、術前と変わらぬ生活を送ることができます。

首が乾燥する

喉元にメスを入れたからでしょうか。
とにかく痒いんです。
首元に、ニキビのようなものもできやすくなりました。

傷跡が粉をふくくらい、痒くてたまらないときがありますw

首回りの血行を良くしたり、保湿をしてケアをすることで緩和されます。

天気や気圧で傷口に違和感がある

今年は寒暖の差や気圧の変動が凄まじいですよね。
そのせいか、寒暖差や気圧の変動え、傷跡に違和感が出ます。

首が動かしにくかったり、喉元に何かが突っかかっているような感じがしたり。
これは手術を受けたころと比較してだいぶ楽になりましたが、一生付き合わなくてはならないと思うと面倒ですねぇ(^^;

甲状腺全摘一年!不便だけど生かされていることに感謝ができる

甲状腺を全摘出して一年が経過しましたが、不便なことは多くてもこうやって生きていることに感謝ができるようになりました。

甲状腺乳頭がんは予後がいいので命に関わるがんではありませんが、他の臓器に転移していたとしたら予後も変わってきます。
私は幸い転移はなかったので、今こうやって生かされています。

再発の恐れもありますがストレスは病の元とも言われているので、考えないようにしています。

主治医からも「再発のことは考えずに、ストレスを溜めずに過ごしてください。」と言われています。

元々備わっていた臓器を摘出するのでリスクがありますが、今はこの手術を受けて良かったと心から思えるようになりました。

現在手術待ちで不安を感じている人や、乳頭がんと診断されて不安に思う人もいると思います。

術後は辛いこともありますが、次第に慣れてくることも多くあります。

甲状腺全摘手術で入院していた内容をまとめた記事もあるので、是非参考にして頂けたらと思います。

 


 

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当ブログ管理者自己紹介
二つのがんを経験しました。パニック障害や産後うつに悩んだ日々も。虐待サバイバーであり、自死遺族。複雑な生い立ちと病の経験を武器に、生活の糧となる情報をシェアさせて頂いています。YouTube活動にも力を入れているので、良かったら観てください♡
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