上皮内がんには、どのような自覚症状が現れるのか疑問に感じる人もいることでしょう。
実際に上皮内がんと診断された私が、その自覚症状についてご紹介します。
上皮内がん罹患を疑っている人、子宮頸がん検診を受け始めた人、子宮頸がん検診の結果が良くなかった人はぜひ参考にしてください。
上皮内がんってどんな病気?自覚症状の有無は?
上皮内がんというワードだけでは、どのようながんなのかイメージがつきにくいですよね。
上皮内がんは子宮頸がんの初期がんで、別名子宮頸がん0期とも呼ばれます。
子宮頚部の上皮内に、がん細胞がとどまっている状態です。
これを放置しておくと、子宮頸がんのステージがどんどん進行していきます。
そのため、上皮内がんの状態で発見および治療をすれば命に別状はありません。
また、子宮頸がんと聞くと子宮を全摘出しなければならないという印象を受けますが、上皮内がんであれば子宮を温存しておくことが可能です。
ただし、上皮内がんでも子宮を温存する場合と全摘出する場合も。
そのため、どちらの手術を受けるかは年齢や症状に合わせ、医師が判断し手術を決行します。
上皮内がんを経験した私の自覚症状
私が上皮内がんと診断されるまで、およそ5年の月日が掛かりました。
上皮内がんと診断されるまでに、半年に1度は子宮頸がん検診を受けていましたよ(;’∀’)
この5年の間に感じた自覚症状ですが、はっきり言って自覚症状はありませんでした。
というのも、上皮内がんは初期症状がほとんど現れないといわれています。
気付いた時には既にがんが進行していたというケースも珍しくはないそうで、自覚症状を感じる前の早期発見が何よりも大切です。
自覚症状の有無に頼らないことが上皮内がん発見のカギ
上皮内がんの進行を防ぐためには、きちんと子宮頸がん検診を受けることが大切です。
上皮内がんと診断される前、私はクラス3aと診断されていました。
クラス3aの状態がずっと続き、最終的にはクラス3bに突入。
そのため、経過観察が絶対条件でした。
この経過観察を怠ってしまうと、がんに進行する細胞が増えていくことも考えられます。
クラス3bやクラス3aと診断されても、免疫力が高い人はクラス3aまたはクラス2まで下がることが多いそうです。
しかしハイリスクのウイルスが子宮頚部に長くとどまった状態では、子宮頸がんを発症する可能性が高まります。
上皮内がんから子宮頸がんの進行を防ぐためにも、必ず検査を受ける必要性があるのです。
「私は健康的な生活をしているし免疫力が高いだろうから、今はクラス3でもいつかクラス2になるだろう」という考えは禁物。
クラスの変化も上皮内がんに移行してしまうことも、上皮内がんから子宮頸がんに移行することも、正確な検査を行わない限りは予測不能です。
自覚症状が現れてからでは、既に手遅れという事態を招いていしまうでしょう。
子宮頸がん検診と聞くと産婦人科へ通院するイメージがありますが、自宅で受けることも可能です。
産婦人科へ行くには抵抗がある
セルフ検査を受けてみたい
という人は、▼セルフチェック▼をしてみてはいかがでしょうか。
上皮内がんに自覚症状はない!定期的に子宮頸がん検診を受けよう
上皮内がんには自覚症状が現れない為、定期的な子宮頸がん検診が必須です。
私のように、高度異形成から上皮内がんになるケースも十分考えられます。
高度異形成と診断されたら、医師の指示通り検査を受けましょう!
早期発見をすれば子宮を温存できる可能性も高まり、簡単な手術で済みますよ。
Youtubeでも上皮内がんの自覚症状について話しています。
今現在子宮頸がん検診でクラス3aおよび3bの診断を受けている人は、ぜひ参考にしてみてください。
自覚症状がないからと甘く見ず、自身の体を守るために徹底的に子宮頸がんを検診を受けてください。
上皮内がんを早期発見・早期手術をすることで、あなたの未来が大きく変化します。
子宮頸がん検診を受ける時間がない人は、自宅でセルフチェックをしてみるのも手。
▼結果は郵送で届くので、時間のない人にピッタリ。▼
子宮頸がん検診をしっかり受け、自分の体は自分で守りましょう!