ネガティブという言葉を想像してみてください。
なんだか元気が出ないような、不安な気持ちになりませんか?
このように、ネガティブな言葉は良くも悪くも人間に影響を与えています。
ネガティブは人間の防衛本能の一つでもありますが、度が過ぎてしまうと悪影響を及ぼすのです。
そこで、ネガティブがもたらす悪影響をご紹介します。
ネガティブは伝染する!伝染がもたらす悪影響
ネガティブな感情は伝染するといわれています。
人間は共感性を持ち合わせているため、ネガティブな感情は伝染しやすいのです。
人間の脳にはミラーニューロンという神経細胞があり、これは他人の真似を促す働きがあります。
この細胞のおかげで、人間は真似ることができるのです。
そのため、ネガティブな感情は伝染してしまうということ。
人間が社会生活を送るうえでネガティブな感情が伝染するのは、仕方がないことかもしれませんね。
また、ポジティブな感情よりもネガティブな感情の方が伝染しやすいといわれています。
ネガティブが感染することによって周囲の人にもネガティブが感染し、堂々巡りになってしまうでしょう。
ネガティブは健康にも悪影響を及ぼす
病は気からという言葉があるように、心や気持ちの持ちようで良くも悪くも体調に影響が出ます。
特に心理的なストレスは目に見えないものの、心身を弱らせる強いパワーが。
怒りや悲しみ、不安や恐怖などの負の感情は人間を弱らせてしまいます。
そのため、ネガティブに陥ると体調面に影響を及ぼしてしまうのです。
影響を受けたくない!ネガティブな人と距離をとる方法
ネガティブな人と今日から縁を切りなさいというのも難しい話なので、まずは少しずつ距離を置くようにしましょう。
ここで大切なのは、ネガティブな人の言葉に左右されない強い心を持つことです。
そして、自分自身にとってプラスのエネルギーを与えてくれる人と、マイナスのエネルギーを与える人とカテゴリ別に仕分けます。
そこで、マイナスのエネルギーを与える人とは距離を置き、プラスのエネルギーを与える人と交友を深めましょう。
プラスのエネルギーを与える人と過ごすことで、心身が健やかになります。
自身の健康のためにも、一度人間関係の整理を行ってみてはいかがでしょうか?
ネガティブをやめたい!悪影響を断ち切るための工夫
ネガティブが悪影響をもたらすことは理解していても、やめることは困難ですよね。
その場合、以下の2つの方法でネガティブを断ち切りましょう。
①感情を書く
自分の感情を素直に書き出しましょう。
感情を書き出した直後はネガティブな感情が続きますが、数日後にはポジティブな思考が芽生えるように。
長期的に取り組みましょう。
ネガティブな感情を書き溜めるための、ノートを準備しておくと良いですね。
②寝る前に楽しいことを考える
寝る前の思考は、翌日の朝にまで持ち越されてしまいます。
さらに、寝る前の思考は睡眠中にも影響をもたらすのです。
そのため、寝る前は楽しかった過去を振り返ってみたり、気分がウキウキするような妄想をすると良いでしょう。
どうしても辛い時は、サプリに頼ることも一つの策。
悪影響を与えるネガティブと決別し心身共に健康になろう
ネガティブな感情は、心だけでなく健康面にも影響を及ぼします。
そのため、ネガティブな感情をそのままにしておくことはおすすめしません。
臨機応変にネガティブを切り離すことができればいいのですが、そう上手く機転が働かないですよね。
まずはネガティブな感情を上手くコントロールできるよう、感情に支配されないようにしましょう。
ネガティブな感情を上手くコントロールできたら、気持ちの切り替えがスムーズに行えるようになります。
ネガティブな感情と決別し、心身ともに健康を維持していきましょう!