甲状腺機能低下症もしくは、甲状腺全摘・葉切断の手術を受けた人は、チラーヂンの服用が欠かせません。
私も2018/05/11に甲状腺全摘出手術を受けたので、毎日チラーヂンを服用しています。
そこで、チラーヂンを服用し始めたばかりの人でも分かりやすく、チラーヂン服用で守るべきことを4つ紹介しますね。
甲状腺全摘手術のレポはコチラ
チラーヂン服用でこれだけは守りたいこと
甲状腺機能低下症・甲状腺全摘・甲状腺葉切断をした人は、チラーヂンを服用するようになります。
チラーヂンはホルモンを補給する役割を担っているので、生きるうえで欠かせません。
チラーヂン服用で守るべきことはおもに4つあるので、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。
チラーヂン服用で守ること①通院は欠かさずに
チラーヂンの服用量は、人それぞれです。
100mgで足りる人もいれば、それだけでは足りない人も。
ホルモンの分泌量は人によって違いがあります。
また、体重の増減で分泌量が変わることもあるので、しっかりと通院をしましょう。
ホルモンの値を調べるために、血液検査は必須です。
通院を忘れないようにするには、スケジュール帳に予定を書いておいたり、スマホのアプリを使うと便利。
手軽に使える手帳なら、チラージン服用のチェック記入にも役立ちます。
チラーヂン服用で守ること②服薬管理をする
チラーヂンと一緒に服用をして害になる薬はありません。
しかし、飲み合わせには注意が必要な薬があります。
そのため、服薬の管理はきっちりと行いましょう。
チラージンとの併用で気を付けたい薬について、以下引用
・造血薬(鉄剤)、アルミニウムを含む制酸薬、スクラルファートを含む胃薬、亜鉛を含む胃薬 これらの薬を同時に服用すると、甲状腺ホルモンの吸収を妨げることがあります。そのため、併用する場合には時間をずらしていただく必要があります。
・陰イオン交換樹脂薬(クエストラン、コレバイン) この薬は、コレステロールと同様に甲状腺ホルモンも吸着して排泄してしまうため、吸収されません。併用については医師にご相談ください。
・ワルファリン、強心配糖体(ジゴシン、ジギトキシンなど) これらの薬は作用に影響を及ぼすことはありませんが、甲状腺機能の改善によって併用薬の吸収が異なるため、効果が増強したり減弱したりすることがあります。伊藤病院~甲状腺疾患の薬~
普段からお薬手帳を常備し、服薬の管理を徹底しましょう!
お薬手帳はかかりつけの薬局で貰うことができます。
通販でも購入ができるので、お持ちでない人はこの機会にお薬手帳を持つ習慣を身に着けてみてはいかがでしょうか?
チラーヂン服用で守ること③服用を勝手にやめない
チラーヂンはホルモンを補給する薬です。
そのため、服用を勝手にやめてしまうのは禁物。
私のように甲状腺を全摘している人は、命に関わる危険性があります。
自己判断でやめたりせず、医師の指示のもと毎日しっかりと服用しましょう。
チラーヂン服用で守ること④飲み忘れに気を付ける
チラーヂンは半減期が長いので、飲み忘れてしまった場合においても効果の違いは現れません。
しかし失ったホルモンを補給するので、飲み忘れには気を付けたいです。
万が一飲み忘れてしまった場合は、すぐに服用してください。
飲み忘れることがないよう、工夫をすることも大切です。
チラーヂンを飲み忘れないように私が実践していることもご紹介しているので、合わせて参考にしてみてください!
お薬の飲み忘れを防止するアプリもあります!
この機会にインストールしてみてはいかがでしょうか?
チラーヂンの服用を守ることで安定した生活が送れます
チラーヂンの服用をしっかり守れば、他の人と変わらない生活が送れることができます。
私は甲状腺を全摘をしていますが、他の人と何ら変わらない生活が送れていますよ。
手術をしているので術後と比較して多少の違いはありますが、生活に制限されることはありません。
正しい服用は安定した生活に繋がっていくので、飲み忘れのないようにしましょう!
私にとってチラーヂンは、人生のパートナーです(‘ω’)♡
毎日服用するチラーヂンだからこそ、上手に付き合っていきたいですね。