あなたは、「不幸マウント」を取られた経験はありませんか?
不幸マウントとは、不幸話でマウントを取る人のこと。
例えばあなたが、友人に相談をしていたり、愚痴を吐いたとしましょう。
その際に、
「私よりマシじゃない!」
「私の方がつらい思いをしているわ!」
「あなたの方が断然恵まれているわよ!」
と言われてしまった経験があるでしょう。
その後は、友人の不幸話に付き合わされたなんてことも、記憶にありませんか?
そこで今回のブログでは、不幸マウントで苦しむあなたに、不幸マウントをする人の心理をご紹介します。
不幸マウントをとられても、あなたの心が傷つかない方法をまとめました。
この記事を参考にしていただき、ご自身の心を不幸マウントから守っていただけたら幸いです。
どうしてあの人は「不幸マウント」をとるの?驚く3つの心理
不幸マウントをとる人には、共通した心理が隠されています。
不幸マウントをとる人の心理を知ることにより、あなたの心が「不幸マウントをとるあの人」から守られるでしょう。
そこで、不幸マウントをとる人の心理を3つ、ご紹介しますね。
「不幸マウントをとるあの人」を思い浮かべながら、読み進めてみてください。
- 同情して欲しい
- 承認欲求を満たしたい
- 寂しさを埋めたい

これだけ読んでも、不幸マウントをとる人の心理が理解できません

今から丁寧に教えますよ。不幸マウントをとる人の心理がわかれば、あなたが苦しまなくなります
そう、不幸マウントをとる人の心理は
同情・承認欲求・寂しさの3点セット。
この3点セットの詳細を、詳しく見ていきましょう!
①同情して欲しい
不幸マウントをとる人は、周囲に同情して欲しい気持ちがあります。
「そんなにつらい思いをしてきて、大変だったね」
「こんな大変なことを、よく乗り越えられたね」
など、同情や褒めの言葉をもらいたいのです。
不幸マウントをとると、自然に褒めてもらえたり同情されます。
昔の不幸体験を話すことで、現在努力をしなくても賞賛されたり同情されることを、不幸マウントをとる人は知っているのです。
②承認欲求を満たしたい
不幸マウントをとる人は、相手よりも自分が目立ちたい心理状態。
自分の経験を話すことで、多くの苦労をしてきたと伝えたいのです。
「こんなに大変なことを乗り越えてきてすごいね」
「よく耐えてきたね」
という言葉をかけてもらい、自分の苦労を認めてもらいたい。
不幸マウントをとる人は、自分の不幸話を聞いて欲しくて仕方がないのです。
③寂しさを埋めたい
不幸マウントをとる人は、寂しがりやな一面もあります。
不幸話は、周りの人の心を惹きつけ同情を得ることができて便利です。
他人にかまって欲しいという気持ちから、堂々と不幸話をしてしまいます。
いつも誰かにかまってもらいたいため、口を開けば不幸マウントなんて珍しくないでしょう。
不幸マウントをとる人は自己顕示欲が強い
不幸マウントをとる人は
- 同情して欲しい
- 承認欲求を満たしたい
- 寂しさを埋めたい
これら3つの心理状態があるとご紹介しました。
これら3つの心理状態は、強い自己顕示欲の現れとも考えられるでしょう。
自己顕示欲とは?
自己顕示欲とは、他人よりも自分が目立ちたいという気持ち。
自分の存在や能力を周りにアピールし、賞賛されたいのです。
自己顕示欲は誰もが持っている欲求ですが、あまりにも強すぎると周囲に迷惑がかかってしまいます。
周囲が見えなくなり、自分のことばかり話してしまうところは、不幸マウントをとる人の特徴とそっくりですね。
自己顕示欲が強い人は自信がない
自己顕示欲が強い人は、自信がありません。
仕事やプライベートがうまくいかず、自信を失ってしまうことばかり経験してきたのです。
そのため、他人よりも不幸であることをアピールしてしまいます。
不幸マウントをとる人は、自信のなさから自己顕示欲が強くなる傾向に。
他人から認められたいという、承認欲求もムクムクと芽生えるのです。
不幸マウントは精神的暴力と人格否定にもつながる
あなたは不幸マウントをとられたら、どのような気持ちになりますか?
一方的に不幸話を聞かされたとして、考えてみてください。
終わりの見えない他人の話を聞くことは、とても苦痛ですよね。
しかも、内容がハッピーなものではなく、延々と続く不幸話…。
そうなると、不幸マウントは一種の精神的暴力ではないでしょうか?
また、あなたの経験を伝えた後に
「私よりマシじゃない!」
「私の方がつらい思いをしているわ!」
「あなたの方が断然恵まれているわよ!」
と言われたら、誰だって傷つきます。
「そんなことぐらいで落ち込むなんて、大したことない人間だ」と言われているような気がしませんか?
これらの言葉は、人格否定にもつながります。
もしあなたの周囲に不幸マウントをとる人がいたら、早めに距離をとりましょう。
不幸マウントを取られたらこうしよう!5つの対処法
不幸マウントをとる人は、単純に自分の不幸話を聞いて欲しいだけ。
話を聞いてくれる人と、良好な人間関係を築こうなんて思っていません。
そんな人を相手に、あなたは自分の大切な時間を費やしたいでしょうか?
それは嫌ですよね。
そこで、不幸マウントを取られた際の対処法を5つご紹介します。
- 話題を変える
- 不幸ではないことを伝える
- 印象が良くないことを伝える
- 右から左へ受け流す
- 関与しない
それぞれを詳しく見ていきましょう!
①話題を変える
不幸話を聞くと、精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。
そんな時は、思い切って話題を変えるのも一つの手段。
不幸マウントをとる人は、自己顕示欲が強く承認欲求も強いです。
話を聞き同情してくれる人に、延々と話をします。
本気で聞いてくれる相手には、自慢話かのように不幸話を続けてしまうので、上手に話題を変えましょう!
②不幸ではないことを伝える
不幸マウントをとる人は、不幸な自分に酔っています。
それは、不幸話をすることで注目を浴び、同情してもらえるからです。
例え不幸であっても、それをネタに他人から同情してもらうことは、自分勝手過ぎます。
また、自分は不幸だという自信を強く持っているため、この自信を断ち切るためにも、不幸ではないことを伝えましょう。
「そんな状況でも、幸せに感じることがあるでしょう?」
「確かに過去は大変だったのかもしれないけど、今は幸せそうに見えるよ」
など、ポジティブな伝え方がベストです。
③印象が良くないことを伝える
不幸マウントをとる人は、周囲の注目を浴びたいという自己顕示欲が強い傾向に。
自分の不幸話を延々聞かせることは、むしろ楽しいのです。
「楽しい話がしたいな」
「明るい話が好き」
「幸せな話を聞きたい」
など、相手が不幸マウントをとる前に、自ら防御する方法もありです。
これは、
「不幸話は印象が良くない」
「不幸話はつまらない」
ということを、オブラートに包んだ言い方です。
ぜひ試してみてくださいね。
④右から左へ受け流す
不幸マウントをとる人は、自分の不幸話を聞いてもらえたら満足します。
そのため、深く聞くのではなく受け流す程度で良いでしょう。
あなたが聞いていなくても、相手は勝手に話を進めているはずです。
その場の空気を悪くしたくない人は、聞いているフリをしながら受け流すのもアリ。
⑤関与しない
①から④の対処法を試してもダメな場合。
関与せずに、交流をストップしましょう。
あなたが話を聞く姿勢を持たなかったり、話題を変えることが度々あれば、相手も薄々気づいてくるはずです。
「この人は自分の話を聞いてくれる人ではない」
「私には関心がない」
不幸マウントをとる人は、自分に興味を持ってくれる人が大好き。
無関心な態度な人には、自ら離れていきます。
あなたから離れていくと、不幸話のネタにされることもあるので要注意。
離れ方は慎重に!
終わりに。不幸マウントをとる人は自己陶酔型の自己中です
不幸マウントをとる人の心理をご紹介しました。
- 同情して欲しい
- 承認欲求を満たしたい
- 寂しさを埋めたい
単純に、不幸な自分に酔っています。
そして、不幸な自分を過大評価し、他人にも不幸な自分をアピールするのです。
そのため、あなたとは良好な交友関係を築こうなんて思ってはいません。
あなたが都合のいい人で終わらないよう、不幸マウントを取る人とは早急に距離を取りましょう。
また、不幸マウントを聞きすぎて疲れてしまったあな他は、私も傾聴サービスをおすすめします。
私の傾聴サービスは、アドバイスと否定は一切なし!
心置きなくお話ができますよ。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。